ログハウスを長持ちさせるためのコツ

一般的な木造の戸建住宅といえば、木の骨組みをして板や断熱材、外壁材などを張り合わせて屋根を乗せるものだと認識されていますが、世の中にはログハウスという木造住宅も存在します。丸太もしくは太い角材を組み合わせた施工方法で、木の自然なぬくもりが感じられる魅力的な住宅です。見た目は簡単な造りに見えるものの、耐久性に優れるというメリットを持ちます。木は年月が経過するほど強度を増すため、意外にもコンクリートや鉄を超えるような丈夫さを持ちます。薄い板状ではなく、繊維が詰まった丸太や角材のままで使うというのも、強度を増す理由の一つです。長く使い続けることができる住宅ではあるものの、何もしなければ寿命を縮めてしまいます。いつまでも優れた性能を保ったまま使い続けるためのコツを知りましょう。

数年間隔で定期的な塗装を施すようにする

埃汚れを取り除くことで見た目をいつまでも綺麗に保つことができますが、汚れの面だけでなく、木材の劣化を防ぐメンテナンスも長持ちさせるには必要不可欠です。コツとして覚えておきたい部分が塗装になります。ログハウスの建築を依頼すると、木材に塗装を施してくれます。見た目の良さを演出するだけでなく、木材の劣化を防いだり、雨水の染み込みを食い止めるなどの機能を発揮してくれるのが特徴です。建てたばかりのころは綺麗ですが、雨風にさらされることにより、徐々に塗装が剥げてきます。定期的に再塗装することで木材の劣化を防ぎ、建物の耐久性を保つことができますので、ぜひ行っておきたい作業です。期間は2~4年を目安にしてください。1回で全てではなく、少しずつ塗り替えても良いでしょう。

形状の変化で緩んでくるボルトを調整しよう

丸太や角材などは、部分的にボルトで固定されています。しかし、時間が経過するに連れて、ボルトが緩んでくることが少なくありません。欠陥のログハウスではないかと心配になるところですが、自然に起こる現象ですから慌てないようにしましょう。建物が完成した後には天然の木材に含まれる水分が蒸発して縮んだり、上からの重さによって沈み込みなどの症状が見られるようになります。この過程で建物の形状にズレが生じ、固定されていたボルトが緩んでくることがあります。ボルトが緩んだ状態だと強度が脆くなる心配がありますので、しっかりと締めなおす作業を行いましょう。素人でも作業できるケースが割と多いですが、手が届かない部分のボルトはプロに依頼して、調整してもらうようにしてください。